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人材育成のノウハウ

人事・教育担当になったら知っておきたい、IT人材教育研修のタイプとメリット・デメリット

2020.01.28  最終更新:2020.11.26

ITに関する技術的な知識のみならず、ビジネス全般の知識も求められる「IT人材教育」。自社にあった研修を見極めることは簡単ではありません。そもそもIT人材研修にはどのような種類があり、それぞれにどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか? さらに「新人社員の即戦力化」にふさわしい研修タイプとは何かも考えます。

IT人材教育研修の主なタイプ

IT人材教育に関する研修には、大きく分けて次の3種類が存在します。まずはその特徴をおおまかに見ていきましょう。

eラーニング

パソコンやモバイル端末、ネットワークを使用して、受講者それぞれが個別に学習を進める研修形態です。時間や場所を選ばず実施できるため、普段業務を行っているオフィスではもちろん、在宅で受講が可能なものも存在します。

管理者の視点から見ると、受講状況の進捗が見えたり、学習履歴を確認できたりすることも利点として挙げられます。集合型の研修とは異なり会場に集まる必要性がなく、会場費用・参加者の交通費(他、宿泊費等)を削減できる点も魅力的です。

集合研修(公開型)

個別に学習するeラーニングに対し、ひとつの教室に受講者が集まって、講師による講義を聞いたり、演習を行ったりするのが集合研修です。そのうち「公開型」とは、予め日時とカリキュラムが公開され、広く受講生を募っている研修に申し込んで参加する形態です。受講生は複数の企業から集まることになります。

公開研修は、自社から受講する人数が少なくても、最低1名から参加できます。さらに、複数の研修会社・研修コースを比較しながら「自分に合った研修」をセレクトできる点は魅力といえるでしょう。受講者がそれぞれに日程調整を行えば参加できるため、対象者全員のスケジュールを合わせるのが難しい場合にも有効です。

集合研修(1社向け)

集合研修を、特定の企業の社員だけを対象に、個別に開催する形態です。希望に応じて、研修の日時や場所、研修内容をアレンジすることが可能です。

より組織貢献度の高いIT人材を育成するためには、経営戦略・人材育成戦略に沿った形で研修設計を行うことが必要不可欠です。1社向け研修であれば、人材育成戦略や業務の内容、受講者のスキルレベル、時間的な制約なども考慮した上で、研修カリキュラムをカスタマイズして、最も効果的な形で研修を実施することができます。

あなたの企業に合う研修タイプはどれ?
研修の種類別メリット・デメリット

続いて、各研修のメリット・デメリットを整理して見てみましょう。

eラーニング

<メリット>
・時間や場所を問わず、都合の良いタイミングで学習できる
・進捗、学習状況を可視化しやすい

<デメリット>
・研修カリキュラムに現場業務の状況を反映することは難しい
・受講者のモチベーションの維持が難しい

集合研修(公開型)

<メリット>
・各講座のカリキュラムを比較し、参加する講座を選ぶことができる
・少人数でも受講できる
・異業種・他企業の受講生とのコミュニケーションが取れる

<デメリット>
・時間や場所の制約がある
・研修カリキュラムに現場業務の状況を反映することは難しい

集合研修(1社向け)

<メリット>
・各社の経営戦略・人材育成戦略を踏まえた研修設計が可能
・現場の状況や業務内容を踏まえたカリキュラム作成ができる
・時間や予算の制約を踏まえて、カリキュラムの調整を図ることもできる

<デメリット>
・一同が同じ会場に介するため、時間や場所の制約を受けやすい

 

上記のように、それぞれの研修スタイルには異なるメリット・デメリットがあるため、一概にどの形態が優れているかを議論することはできません。では、「新入社員の即戦力化」「現場で使える実務能力を身につける」という観点からIT人材を育成するためには、どの形態が適しているでしょうか?

先進企業の事例を見てみると、その目的なら「1社向け研修が最も適している」といって差し支えありません。現場の状況や業務内容を踏まえた上で技術知識や実践力を養うといった、IT人材だからこその研修需要には、1社向け研修のスタイルが適しているといえるでしょう。

即戦力・現場で使える実務を身につける!
先進企業が取り入れるエディフィストラーニングの1社向け研修

エディフィストラーニングでは、「即戦力」をテーマにした実践的な研修プログラムをご提供しています。1社向け研修だからこそ、業務内容に沿ったオリジナルテキストを活用した研修や、公開コースから必要な部分をピックアップして日程を短縮した研修など、「即戦力」化を目指した自由度の高い研修設計が可能です。研修会場の貸し出しも含めて研修プログラムを提供したり、講師を貴社のオフィスなど指定の会場に派遣してオンサイトで研修を実施したりすることもできます。

これまでには、金融系大手・大手メーカー系SIerなど、業界をリードする様々な企業でご活用いただいています。また、1社向け新人研修の参加者からは「実際の現場実務の話が聞けて、配属後のイメージがわいた」といった評価の声も受けており、これは公開講座では得られない利点といえるでしょう。

一方で、異業種・他企業の受講生とのコミュニケーションを通して、より深い学びを得られるような研修の場合、あえて複数社での合同研修の形をとることもあります。各研修スタイルのメリット・デメリットを踏まえて研修プログラムをご提供できることも、エディフィストラーニングの一つの強みです。

伸びる企業では「実務に生かせる研修」が実施されている

エディフィストラーニングが提供する研修において、その形式を問わず根底にある思想は「いかにして、企業成長に貢献するための”実務に活かせるスキル”を身につけるか」です。そこには、技術トレンドが変わりゆく中でも、変わらない考え方があります。

伸びる企業の人材育成についてご関心をお持ちの企業様は、ぜひ次のホワイトペーパーをご一読ください。

伸びる企業は、「研修」が違う。

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