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人材育成のノウハウ

オンライン新人研修の効果をアップさせる3つのコツ

2021.11.18

新人研修をはじめ研修のオンライン化が進む中で、集合研修とは違う「オンラインならではの課題」が浮き彫りになってきました。特に、受講生のようすがわからない、交流が深まらないという課題を、多くの企業が感じています。

例年多くの企業の新人研修を企画・運営・実施しているエディフィストラーニングの経験を踏まえて、オンライン新人研修の課題を解決し、効果をアップさせるためのノウハウをご紹介します。

姿が見えないオンライン新人研修の課題

集合研修ではよく見えた受講生の姿が、オンライン研修になると見えにくくなります。受講生がすりガラスの向こうにいるみたいだ、と話す講師もいます。研修講師というのは、教室で受講生をぱっと見渡して、そのようすを把握したり、つまづいている受講生に気づいたりするスキルに長けていたわけですが、オンラインになってそのスキルが使えなくなってしまったわけです。

オンライン研修で見えにくくなった受講生
・受講生が理解しているかどうかわからない
・受講生の演習の進捗が見えない
・受講生がどのような気分でいるのか推し量れない

講師だけでなく企業の人材育成担当者も、新入社員がしっかりと取り組んでいるのかどうかわからず、フラストレーションを感じるようです。姿が見えにくいのは受講生どうしも同じなので、他の新入社員との交流が乏しくなりがちです。積極的なコミュニケーションができないままでは、グループワークの成果も出にくくなってしまいます。

オンライン研修の課題
・理解度を測るのが難しい
・受講生の姿が隠れてしまい、様子がわからない
・コミュニケーションがとりづらく、距離感が縮まらない

2020年、2021年のオンライン新人研修を運営・実施する中で、これらの課題を解決するには「こうするといいのではないか」というポイントが見えてきました。姿が見えないオンライン研修ならではの課題を解決する、3つのコツをご紹介しましょう。

コツ1:マメな小テストで理解度を測る

集合研修であれば、講師は長年の経験から肌感覚で受講生の理解度を把握できましたが、オンライン研修ではこれまでとは違う理解度の測り方が必要です。

たとえば、小テストをマメに行うことです。オンラインなら、集合研修よりも手軽に小テストを挟み込めますし、講師は受講生の理解度を短いスパンで確認でき、指導の方向性を調整できます。

注意点としては、ついつい小テストを増やしてしまい、運営側の自己満足に陥らないように気をつけます。研修全体の実施時間が変わらない場合、多すぎる小テストは教える時間を圧迫します。適度な小テストは、受講生にとっても自分の理解度を確認できるというメリットがあります。

また、小テストは「知識」を問うには適していますが、技術スキルをはかることは苦手です。たとえば Excel スキルやプログラミングスキルを短いテストで問うのは難しいでしょう。

スキルをチェックする方法としては、成果物のレビューが考えられます。講師とのオンラインでの対面レビューや、少人数でのブレイクアウトセッションで成果物を確認したり話し合ったりする方法です。

コツ2:強引な双方向の仕組みをつくる

集合研修でもオンライン研修でも、講義を聞いている間は受動的ですが、特にオンライン研修では、話す機会をあえて作らなければ、受講生はずっと黙ったままということがあります。黙ったままの人は、オンラインではすっかり透明人間になってしまいます。

さらに、聞くだけの講義では眠くなってしまったり、他の受講生のようすがわからなくて不安を感じてしまう受講生も多いようです。

そこでオンライン研修では、顔と声を出してコミュニケーションせざるを得ない「強引な双方向」の仕掛けを、あらかじめ組み込んでおきます。

オンライン研修に取り入れたい双方向の仕組み
・発表したり、共有したりする
・自分以外の人からフィードバックを受ける
・ディスカッションする

受講生が自分から能動的に発信することは難しくても、これらの仕掛けをカリキュラムに組み込むことで、受講生は否が応でも「見える存在」になります。

「見える存在」になることで、受講生も見られている、見ていてくれているというフィードバックを得られます。置き去り感が出がちなオンライン研修で、「ともに学んでいる」実感を得てもらうことは、不安の解消にもつながると考えています。

コツ3:アイスブレイクの機会を設ける

受講生は、新人同士や先輩と話をするのも初めてです。突然「話してください」と言われても戸惑うばかり。オンラインで円滑なコミュニケーションをはかるには、工夫が必要です。

近年の新入社員はいわゆるデジタルネイティブで、オンライン環境に学生時代から慣れています。彼らはオンライン上で黙っていることに苦痛を感じないようです。リアルに対面すると沈黙は気まずいものですが、オンラインではそれもありません。

では、オンラインでどんな工夫ができるでしょうか。

・はじめて会う人との話し方、口火の切り方を指南する

黙っているのが平気な人の背中を押します。どうやって口火を切っていいのか誰もわからなければ、沈黙が続くだけです。話の始め方から指南してあげる必要があります。

・顔を出すことをルールとし、その理由を説明する

行動させるには腹落ちする理屈が必要です。あなたなら黒い壁(モニター)に向かって話すのは話しづらいよね、など、わが身に置き換えて考えられるように説明します。

・オンラインランチや雑談の場を設ける

受講生は黙っているのが平気とはいえ、ほかの新入社員や先輩のことを知りたいという欲求は大いにあります。そのニーズを満たす場を作り、同期と親しくなったり、先輩に職場の話を聞いたりして、一人ではない、ほっとかれていない、話ができる間柄になれるという感触をもってもらいます。

このような心理的な壁を取り払う機会は、意図的に作る必要があります。これにより、研修に参加しているという感触、一方的に話を聞いているのではないという実感をもってもらうことができます。

まとめ

オンライン新人研修には、オンラインならではのメリットがある一方で、集合研修とは違う新たな課題があります。これらは解決できない課題ではありません。研修カリキュラムや運営の工夫、ツールの導入などで、課題を解決し、よりよい研修を作ることができます。

エディフィストラーニングでは、お客様の状況に合わせて、研修のカリキュラム、演習やグループワークの工夫、評価方法など、適切なご提案をさせていただきます。新人研修のオンライン実施でお悩みのご担当者様、課題を抱えていらっしゃるご担当者様は、お気軽にご相談ください。豊富な経験をもとに、最適な提案をさせていただきます。

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