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エディフィストの実務に活かせるIT研修PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)資格の維持に欠かせないのが「PDU」です。「PMPに合格したけど、合格後は何をしないといけないの?」「PMP資格の更新期限が迫ってきた!どうしよう!」という方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
PDUポイントとは何か、PMP資格更新にはPDUが何ポイント必要なのか、PDUポイントの取得方法は? など、PDUまわりの基本知識をすべて解説します!
目 次
ITエンジニアに人気のプロジェクトマネジメントの国際資格、PMP(Project Management Professional)。PDUは、PMPの資格維持に必要な「ポイント」のようなものです。
PMP は、試験に合格して資格を取得したらそれで終わりとはいきません。この資格には有効期限があり、PMP資格を維持するには、3年ごとに PMI へ資格の更新申請をする必要があります。更新申請にはPDU が最低「60 PDU」必要になります。
PDUは「Professional Development Unit」の略で、正確には「資格の維持に必要な継続学習や活動を、定量的に認定するための単位」を指します。つまりPDUとは、資格取得後も継続的に学び、PMPにふさわしいスキルを維持していますよ、という証明のためのものなのですね。
PDUの取得には大きく2つの方法がありますが、メインは「教育」です。
ギブバック活動分野での PDU 取得はあくまでもオプションで必須ではないため、60 PDU すべてを「教育」で取得することもできます。
教育分野のPDUは、さらに3つのエリアに分かれます。各エリアに最低限必要なPDUが定められているため、3つのエリアをある程度バランスよく学習する必要があることに注意しましょう。
エリアごとに最低限必要なPDUを満たしさえすれば、残りのPDUはどのエリアで取得しても構いません。
教育分野のPDU は、PMI 登録教育プロバイダーが提供する研修コース、オンデマンド e ラーニングコース、PMI支部が開催する教育イベントへの参加などで得ることができます。
PDUの取得方法については、PMIが公式に出しているハンドブックに詳細な説明がありますので、ギブバック分野について詳しく知りたい方などは、こちらをご参照ください。
CCRハンドブック
※1 PMIタレント・トライアングルの3要素の名称が、2022年4月に変更されました。変更の詳細についてはPMI日本支部の案内およびPMI公式ページをご参照ください。
1PDUは1時間に相当します。わかりやすい!
PMP資格保有者は、更新期限までの3年間に、最低でも60PDUを取得しなければなりません。3年間で60ポイントなので、単純計算で1年間に20ポイント。イメージとしては、研修1日あたり7PDUとして、1年に3日間、PDU対象の研修を受ければ、資格更新に必要な60ポイント以上を満たすことができます。
もちろん、更新の直前に一気にPDUを取得しても問題ありません(その場合は約9日の受講が必要になりますね)。
PMP資格更新に必須のPDUですが、ポイントのために嫌々研修を受けるのでは、せっかくの時間がもったいないというものです。3年間で最低でも60時間を費やすのですから、自身のスキルアップ、レベルアップにつながる学習をしなければ意味がありません。
受講料は eラーニング のほうが安く済みますが、研修には演習が豊富だったり、講師のアドバイスやフォローが有用だったりといったメリットがあります。受けたい研修が見つかったら、スケジュールの調整も必要です。早めにリサーチして、計画的に受講しましょう。
PDU対象の研修は、1つの研修で3つのスキルエリアの PDU を取得できることもあれば、1つのエリアのみの取得の場合もあります。研修の内容によって、取得できる PDU 数とそのスキルエリアに違いがあるので、チェックが必須です。
たとえば、当社のコースを例にとると…
以下の研修は 3 カテゴリすべてにPDUが設定されています(注:2022年4月にPMIタレント・トライアングルが改訂され、各カテゴリの名称が変更になっています。画像は旧カテゴリのものです)。
一方、こちらの研修は「T(Technical)」カテゴリのみに PDU が設定されています。
自分に必要なスキルエリアとその PDU 数を確認しながら、受講する研修を見定めることが大切です。
では、PMP資格保有者の皆さんは、どのような研修を受けているのでしょうか。
エディフィストラーニングのPDU対象研修 人気ランキング1位は、「顧客満足度を高める品質管理実践」です。プロマネの皆さんが、品質の確保やそもそもの品質目標の定め方に悩んでいたり関心を持っていることが推察されます。
本コースでは、顧客が満足する品質目標を設定し、顧客と品質目標を合意し、最終的に品質を確保していける実践的な技法を修得できます。事例紹介や経験談、演習を交えながら、開発や運用シーンでの品質管理の具体的なイメージが湧くように進めていきます。
他にどんな人気研修があるかは、こちらの記事をご覧ください。
ちなみにエディフィストラーニングのPDU対象研修は、多くがオンライン研修。知識と経験豊富なプロ講師によるレベルの高い研修に、全国から参加が可能です。
初級から上級まで、レベルに応じてスキルを補強できるエディフィストラーニングの人気研修「PM実践力強化プログラム」も、PDU対象です。オンライン研修でも、必要な演習はしっかりとカリキュラムに組み込んだ「身につく」研修となっています。
エディフィストラーニングのPDU対象研修一覧
【PDU対象】PM実践力強化プログラム
最後に、PDUの発行から申請にあたって、よく質問される事柄をまとめておきます。
研修会社やeラーニング提供会社によって異なる部分もありますので、詳細は利用されるサービス提供会社へご確認ください。
エディフィストラーニングが提供するPDU対象コースの受講を修了すれば(合格基準を満たしていること)、自動的にPDUポイントが発行されます。発行のために特別な申請をしていただく必要はありません。
受講修了後、コースコードやPDUポイントを記載した修了証を弊社で発行いたします。
ただし、遅刻、早退、欠席等、受講時間が所定時間に満たない方には発行いたしません。
コース終了時(当日)に発行いたします。発行する受講証明書には、PDU申請に必要な「PDUのポイント数」「Provider No.」「Claim Code」を記載しています。
PMI本部のWebサイトからオンラインで申請できます。
オンライン申請の手順は、PMI日本支部のWebサイトで紹介されていますので、そちらでご確認ください。
ホーム > PMI® 試験・資格について > 資格の更新について > 新CCRシステムでのPDU登録画面操作例外部リンク
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