強いSE・ITプロフェッショナル人材を育てる エディフィストラーニング株式会社
エディフィストの実務に活かせるIT研修初めてプロジェクトに従事するようなプロジェクトマネジメント初心者には、様々な不安や困りごとなどの課題があります。これらを放置した場合、プロジェクトの遅滞やトラブルが頻発し、多大なコストがかかり、ひいては顧客の信頼を失うことになります。本記事ではPM(プロジェクトマネージャー)の教育担当者の方に向け、PM初心者の抱える課題やその課題解決のために必要なスキルについて紹介します。
目 次
PM初心者がプロジェクトマネジメントを担う上で、必ずと言っていいほど直面してしまう課題として次のようなものがあります。
・プロジェクトが遅れがちで、スケジュール通りにいかない
・想定していなかったトラブルが頻発する
・リリース後に修正作業を何度も繰り返す
はじめから完璧なPMは存在しません。PM初心者がつまずきやすい課題を理解した上で、プロジェクトを成功に導ける人材を育成することが、教育担当者の責務になります。
これからPMになろうとする人やPM初心者には、自らが陥りがちな課題を自覚させ、気づきを与える必要があります。そして、それらの課題の原因を探り、解決を図るために必要なプロジェクトマネジメントスキルを身につけさせます。
PM初心者に学ばせたいプロジェクトマネジメントスキルとしては、たとえば進捗管理、リスクマネジメント、品質管理のスキルが挙げられます。これらを、まずは「PMBOK」のプロジェクトマネジメント体系に沿って学ぶのがよいでしょう。
PMBOK(Project Management Body Of Knowledge:プロジェクトマネジメント知識体系)は、米国のプロジェクトマネジメント協会(PMI)がプロジェクトマネジメントのノウハウや手法を体系立ててまとめたものです。キャリアの早い段階から、世界標準の体系だったプロジェクトマネジメント手法を身につけさせることが、その後のPMとしての成長につながり、またプロジェクト全体のスムーズな進行やコスト削減を実現します。
定められた期間内にプロジェクトを完了するために、タイムマネジメントは必要不可欠です。PMBOKに沿ってスケジュールの作成方法や進捗コントロールの手法を学ぶことで、スケジュール管理がしやすくなり、またプロジェクトの遅延にも早めに対応できるようになります。
「想定外」を減らすには、起こりうる事態を事前に想定しておくことが必要です。そこでプロジェクトの計画プロセスにおいて、リスクを洗い出す、発生確率や影響度を測り優先順位をつける、対応策を検討する、といった活動を行います。
リスク分析の手法やリスクマネジメントの考え方を学ぶことで、急なトラブルにも慌てることなく対応し、プロジェクトの遅滞を防ぐことができるようになります。
顧客の要望基準を満たすためには、品質を管理する方針や計画を立て、パフォーマンスを検証することで改善活動を行う品質管理スキルが必要になります。PMBOK理論に基づいた品質管理マネジメントを行なうことで、プロジェクトにおけるプロセスや成果物の品質を高め、手戻りを防ぐことができます。
PM初心者には、「進捗管理スキル」「リスクマネジメントスキル」「品質管理スキル」など、プロジェクトを円滑に進めるのに役立つスキルの向上が求められます。
エディフィストラーニングの研修「PM実践力強化プログラム」は、PMBOK理論をベースに、現場で「具体的に活用でき」、「結果が出る」ようなケーススタディや演習を豊富に取り入れています。プロジェクト経験豊富な講師が、自身の経験談や事例紹介をまじえて講義・指導し、PM初心者でもその経験不足を研修で補って成長できるように導きます。
初級から上級まで、それぞれの立場にマッチした内容で、企業の人材育成方針やスキルレベルに応じた研修カリキュラムのご提案もいたします。ぜひご検討ください。
プロジェクトを成功に導くPMを育成
PM実践力強化プログラムのご案内
ダウンロードする(無料)
以下のような課題・ニーズをお持ちの企業様へ
・ いわゆる「中堅社員」を育成し、対応案件数を増やしたい。
・ クライアントと交渉のできる人材が育たない。
・ 自身に経験がないため、どんな研修を組めばよいかわからない。
・ 具体的な「成功談」や「失敗談」も研修内で聞かせたい。