【研修事例】「ロボット研修」で先端技術を学ぶ ―キヤノンITソリューションズ

2日間かけライントレーサーロボットを作成、動作プログラムの実装を体験

この研修は２日間をかけて「ライントレーサーロボット」（※1）を作成し、動作プログラムの実装を体験するというものです。

近年急速に整備が進む自動車・自動運転技術の基本構成である、車両・基盤・センサー・プログラムそれぞれの連動した動作を制御するライントレーサーロボットの作成を体験することにより、受講者はそのノウハウを、車載制御システムの共通プラットフォームの一つである “AUTOSAR”（※2）関連の車載器や自動運転開発のプロジェクト参画時に生かすことができます。

当日は基盤への端子の接続や、ギア・モーターの組み込み、PCからメモリへのデータ書き込みなどを体験。初めての経験で戸惑う受講者も多くいましたが、講師に積極的に質問したり、チーム内での活発なディスカッションで情報を共有するなど熱のこもった研修となり、修了時にはプログラミング技術を活用し、制御性能の最適化などに取り掛かる受講者もいるほどでした。

※1　ライントレーサーロボットとは、床面の白線や磁気などの線（ライン）をセンサーで検知し、ライン情報に沿って移動、動作するロボットのこと。工場内の自動部品運搬や、ゴルフ場の無人カートなどに使われる

※2　AUTOSAR（Automotive Open System Architecture）とは、車載制御システムで使われるソフトウェア基盤のグローバルな業界標準アーキテクチャを作成する団体およびそのパートナーシップ

 

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