強いSE・ITプロフェッショナル人材を育てる エディフィストラーニング株式会社

クラウド

DX時代のSalesforceエンジニアに必要なスキルとは?

2020.12.16  最終更新:2021.07.20

DX(デジタルトランスフォーメーション)が企業の競争力を左右する時代になりました。DXにおいて、企業と顧客との関係性を担うCRMの果たす役割は極めて重要です。

では、DX時代にSalesforceの導入・開発を支援するSIer・ITエンジニアは、どのような能力を高めるべきなのでしょうか。社会の変化を踏まえ、SIer・ITエンジニアに求められるスキルと、そのトレーニングプランについてご紹介します。

DX時代に必要とされる「顧客との関係の再定義」

AI、IoTといった先端テクノロジーを活用し、新たなビジネス価値の創出に取り組む企業が増えています。一方で、DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉に惑わされ、先端技術の活用に気を取られた結果、DXの本質を見失う企業も見受けられます。

テクノロジーを用いて、これまで以上に顧客が求めているもの、考えていることを知る。顧客に近づき、寄り添い、適切なタイミングで求められる価値を届ける。それがDXの目的であり意義だと言えるでしょう。技術はあくまでも手段に過ぎません。DXの本質は、「顧客との関係の再定義」にあるのです。

企業のDXを支援する立場にあるSIerもまた同様で、これからのSIerには、要求通りのシステムを作るだけでなく、顧客に今まで以上に近づき、顧客を知り抜くスタンスが求められます。顧客のビジネスを発展させるソリューションを、自ら提案していくのです。

Salesforceの導入・開発に役立つ3つのスキル

顧客企業がSalesforceを真に活用し、ビジネスで成功をおさめるために、SIerは顧客が抱える課題を把握し、ニーズに沿ったカスタマイズ提案をする必要があります。DX時代にSalesforceの導入・開発を行うSIerやエンジニアに求められるスキルとして、特に重要なのが次の3つです。

スキル①顧客と業務の理解

1つめは、顧客の特性と業務内容を理解する力です。

マーケティングや営業、コールセンターなど、Salesforceを活用できる領域は多岐にわたります。Salesforceの導入支援にあたっては、顧客の業務の流れや課題、特性をしっかりと理解し、咀嚼し、本当に価値のあるものを提供することが大切です。ニーズに適合するように最適なアプリケーションやサービスを見極め、組み合わせる能力が求められます。

顧客を十分に理解し、顧客に合った価値提供ができなければ、顧客満足や顧客との関係性向上は見込めません。

スキル②カスタマイズのためのSalesforceの仕様理解と開発言語Apex習得

2つめは、Salesforceのカスタマイズに必要な知識と技術力です。

Salesforceで利用可能なサービスやアプリケーションの仕様を理解し、既存の技術やSalesforceのサービス、外部連携ツールを最大限活用して、効率よく、かつ素早く顧客のニーズに対応し、新たな価値を創造する力が求められます。Salesforceはアジャイル開発と親和性が高く、顧客にプロトタイプを見せながらスピーディに開発・改善を進めることができます。

カスタマイズには開発言語「Apex」の習得、開発プラットフォームの知識も必須です。

スキル③Salesforce管理機能に対する理解

3つめは、導入や導入後に備えるためのSalesforceの管理機能の理解です。

Salesforceの導入時の環境を整える準備や支援をするために、Salesforceの管理機能を熟知している必要があります。顧客が実現しようとしている業務や運用プロセスを深く理解したうえで、さまざまな管理機能を駆使して最適な導入時の設定や構成支援を行うためです。また、運用管理や保守なども引き続き支援することもあるため、導入後も顧客の課題解決を目指し、Salesforceの管理機能の効率的で適切な活用を提案できる知識が必要になります。

顧客志向を実現するためのSalesforceトレーニングプラン

これらのスキルを磨くために有効なのが、Salesforce認定講師によるトレーニングです。エディフィストラーニングでは、Salesforce管理者のためのトレーニングから、開発、マーケティング、Einstein Analyticsによるデータ分析まで、幅広いトレーニングプランをご用意しており、2020年12月現在、すべてのトレーニングをオンラインで受講できます。

Salesforce管理機能を知る「Salesforce管理トレーニング」

Salesforceの管理機能全般を学べます。Salesforceの管理者となる方はもちろん、カスタマイズを担う開発者にとっても、基本となる管理機能を把握し、標準機能で何ができるのかを理解することは重要です。

>Salesforce管理トレーニング

顧客に合ったカスタマイズを実現「Salesforce開発トレーニング」

Salesforceアプリケーションの開発・実行基盤「Salesforce Platform」について理解を深めるためのトレーニングです。顧客企業の業務要件に合ったアプリケーション開発には、Salesforce Platformに備えられている各種機能を学ぶことが必要不可欠です。

>Salesforce開発トレーニング

エディフィストラーニングでは、実績豊富な講師による、わかりやすく「しっかり身につく」トレーニングを提供しています。Salesforceの導入・開発をこなせる人材の育成をお考えの企業様は、ぜひ一度お問合せください。

 

タグ:

知識の定着と実践的なスキルアップを支援

いまから始めるSalesforce 資格&トレーニング

ダウンロードする(無料)

社員のITスキル強化には、プロの研修が効く!

  • クラウド、AIなど、最新のIT技術を学ばせたい
  • ベンダー資格保有者を増やしたい
  • 独学やeラーニングでは限界がある
  • 自社に合う研修を提案してほしい

エディフィストラーニングにおまかせください!

詳しくはこちら