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ビジネス/マネジメント

【DX推進】事例から見る、デザイン思考で企業組織を変革する秘訣

2021.05.12

ユーザーの隠れたニーズを見出し、新たなビジネスを創出するのに役立つ「デザイン思考」。近年では、DX―デジタルトランスフォーメーション時代の競争力強化に役立つフレームワークとして人気を集めています。

一方で、デザイン思考が注目されるようになってかなり経つにもかかわらず、社内にデザイン思考を定着させることに成功した企業は多くはありません。今回は、デザイン思考が企業のDX推進に果たす役割と成功事例、また社内でデザイン思考を定着させるにはどうすればよいのかを見ていきます。

DX時代に「デザイン思考」が注目される理由

近年、デジタルテクノロジーの進歩と普及により、ビジネスの世界に大きな変化がもたらされました。DX(デジタルトランスフォーメーション)です。DXの海では、イノベーションに成功し急速に成長する企業がある反面、波に乗り遅れた企業は思わぬ損失を被ることになりかねません。

DXとは、単にAIやIoT、ビッグデータなどのデジタル技術を導入することではありません。デジタル技術を用いてビジネスモデルや価値観を変革し、企業と人々を新しい世界へ連れていくことです。私たちがDXによって見る新たな景色が、これからの「普通」をつくっていきます。

DXとは何かを理解すると、企業がDXを成功させるには技術力だけでは不十分であり、むしろ、「顧客が求めているものは何か」を見出す力、ビジネスとテクノロジーを融合させ新しい事業を進めていく力が必要不可欠なのだとわかります。

そこで白羽の矢が立ったのが、「デザイン思考」です。

DX推進の一環として、デザイン思考を採用し、その手法や考え方を社内に根付かせようとする企業が増え、たとえばウェアラブルテクノロジーを用いた新製品や、FinTech(フィンテック)の新サービスなどの創出に、デザイン思考が用いられています。

ニーズの発見からアイデア出し、仮説検証まで、デザイン思考でできること

デザイン思考とは、「人々の真のニーズ」からイノベーションを生み出そうとする、思考と実践のフレームワークです。そこには、顧客を徹底的に観察し、本人すら気づいていない隠れたニーズを明らかにし、仮説検証を繰り返して新しい顧客体験をつくり出すための、考え方や手法が含まれています。

デザイン思考を学び、そのフレームワークをビジネスに取り入れることで、次のようなことが可能になります。

・顧客と密接な関係を築き、率直なフィードバックを得る
・データを分析し、詳細な顧客ジャーニーマップを作成して、顧客に共感する
・顧客体験についての理解を深める
・テクノロジーを利用して顧客の行動パターンを見つける
・顧客も気づかない本質的なニーズを見つける
・豊かで多種多様なアイデアを生み出す
・試作(プロトタイピング)によってアイデアを検証する
・イノベーションを生みやすい企業文化を醸成する

企業がデザイン思考を取り入れることは、自分たちの従来のビジネスプロセスを変えることでもあります。その変化が、顧客に選ばれる商品やサービスの開発へとつながり、ひいては企業の競争力を高めるのです。

【事例】デザイン思考を取り入れた先進企業たち

デザイン思考によってDXを成し遂げている企業は、表面上ではなく、組織の構造にまでデザイン思考を深く取り込み、企業文化として定着させることに成功しています。

IBMの例

IBMがクラウドファーストおよびAI戦略へ注力したことは、デザイン思考を企業のプロセスに組み込んだ結果です。2012年には当時のCEOが「卓越した顧客体験(クライアント・エクスペリエンス)の創出こそが、IBMのビジネスを成長させる鍵である」と述べました。多くの社員がデザイン思考の研修・ワークショップを受講し、社内認定資格を取得。独自の工夫を加えた「IBMデザインシンキング」というフレームワークを定義し、さまざまな業務で実践しています。

参考:https://www.imagazine.co.jp/touden-part2/

SAP の例

SAPではドイツにある戦略部門にデザイン思考のエキスパートを35人配置し、戦略づくりを行いました。そして、顧客が求めているのはERPではなく「データに基づいてリアルタイムに意思決定ができるプラットフォーム」ではないかと考え、HANAというプロダクトが生まれています。

これらの企業にとって、デザイン思考はもはや「自らの手足」であり、「自分たちのビジネスプロセスそのもの」なのかもしれません。

参考:http://www.ifit.or.jp/report/pdf/20170728_doc3.pdf

デザイン思考を組織に定着させる研修とは

デザイン思考の手法やマインドセットを知識として知っているだけでは、実際のビジネスに活用することは難しいでしょう。企業が「デザイン思考を使いこなせる人材を育てたい」「自社にデザイン思考を定着させたい」と思うならば、プロによる研修とワークショップを活用し、体系的な学びと実践の機会を社員に提供することをお勧めします。

エディフィストラーニングのデザイン思考研修は、デザイン思考を会社の業務のミッションに取り入れることを目的とした実践的な内容となっています。また、デザイン思考について全くわからないという方から、知識はあるが実践に苦手意識を持っている方まで、幅広い方々を対象に実施しています。

デザイン思考を実務で活用できる人材育成をお考えの企業様は、ぜひエディフィストラーニングのデザイン思考研修をご検討ください。

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